【SDGs】全ての人に健康と福祉を ②
こんにちは、キムヒョンジンです。
今回はSDGs世界を変えるための17の目標から、「3.全ての人に健康と福祉を」についてお話します。
前回は日本の福祉の現状に関して述べましたが、今回は健康について触れていきます。
ー「健康」とは何かー
みなさんにとって健康とはどのようなイメージをお持ちでしょうか?
病気を患っていない、怪我をしていない、いつも元気!・・・など、色々思い浮かぶものはあると思います。
では、実際に健康とはどういう状態なのか、世界保健機構(WHO)憲章にはこのように書かれています。
健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。
人種、宗教、政治信条や経済的・社会的条件によって差別されることなく、最高水準の健康に恵まれることは、 あらゆる人々にとっての基本的人権のひとつです。
(引用: 「世界保健機関憲章前文 (日本WHO協会仮訳)」https://www.japan-who.or.jp/commodity/kensyo.html)
つまり、身体は元気であっても心が弱っているとそれは健康とは言い切れないのです。
(参照)https://gooddo.jp/magazine/health/
ー海外の医療ー
体調が悪くなったら日本では当たり前のように病院に行きますが、海外では医療制度が整っていなかったり、医療費が全て自己負担であったりと、治療が必要な人が充分な治療を受けれないことが現状にあります。
実際に、医療保険サービスが受けられない人の数は世界で36億人とも言われています。
それは病院に行ければ治ったのに、治療が受けられなくて症状が悪化して命を落としてしまう人がいることを意味します。
そして、世界では5才になる前に亡くなってしまう子どもも多くいて、その数は年間約520万人もいます。
これは5秒に1人の子どもが命を落としている計算になるんです。
多くの子どもが命を落としてしまう大きな原因として、必要な予防接種やワクチン接種を受けることができないことがあります。
これらの課題を解決し、すべての人が健康になるための目標が、「すべての人に健康と福祉を」になります。
ー私たちにできることー
世界的な医療課題に関心を持ち、ワクチンなどの募金にまずは参加してみることから始めてみるのも良いかも知れません。
また、日本の恵まれた医療制度を維持するために、一人ひとりが健康意識を高める必要があるとも言えます。
そのためにも、健康診断を定期的に受けることや運動の習慣化、食生活の改善、健康に気を使うなど、日々の積み重ねの意識が継続されることが大切です。
私たちもまずは自分自身の健康に気をつけていきましょう。
#SDGs #健康 #福祉 #医療 #WHO
【SDGs】日本のエネルギー問題の現状と弊社の活動
こんにちはキムヒョンジンです。
今回は「SDGs7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに」を書いていきます。
以前書いた記事と併せて読んで下さい。
【SDGs】エネルギー問題と私たちに出来る事
前回の記事でも書きましたが、
私たちの生活は電気やガスといったエネルギーの上に作られています。
私たちが事業を出来るのも、このエネルギーの恩恵に与っているからです。
これから先の社会が長期的に繁栄を続けていくためにも、今の時代に生きる私たちがエネルギー問題に取り組む必要があります。
前回はSDGs7の概要と、私たち1人1人が出来る事を書かせてもらいました。
今回は、日本の現状と当社の取組みを書いていきます。
日本の現状について
日本では電気の普及率は100%を達成しています。
停電時間も、下図からも分かる通り世界でもトップクラスの少なさです。
出典:グラフで見る世界のエネルギーと「3E+S」安定供給③ ~国によってこんなに違う「停電時間」(経済産業省 資源エネルギー庁)
反面、問題となっているのが一次エネルギー供給量に占める再生可能エネルギーの割合です。
※再生可能エネルギー:太陽光、水力、風力、地熱、バイオマス等、使用しても資源を再生することが可能なエネルギー
日本では発電量の8割近くを火力発電に頼っており、再生可能エネルギーについては18%ほどです。(※2021年現在)
出典:日本のエネルギー 2020年度版 「エネルギーの今を知る10の質問」7.再エネ(経済産業省 資源エネルギー庁)
この再生可能エネルギー比率を2030年までに25%程まで引き上げる事を目標としています。
その実現のために重要視されているのが、太陽光発電です。
使っていない土地や家屋の屋上にソーラーパネルを設置し、日中の電気を賄おうと考えられています。
当社の取り組みについて
株式会社Z-ONEでは、社内の使用電力の削減に取り組んでいます。
具体的には、昼休みの室内消灯やエアコンの温度設定管理などが挙げられます。
また当社ではSmyLIFEという不動産事業を行っています。
現在は一般的な賃貸仲介を中心に事業展開をしています。
今後はソーラーパネルの設置している物件や、省エネ住宅であるスマートハウスの仲介も手掛けていこうと考えています。
今だけでなく未来に渡って豊かな人間関係と幸せの輪を広げるために、これからも株式会社Z-ONEは皆様のお役に立てる企業として活動していきます。
【SDGs】質の高い教育のために私たちができること
こんにちは、キムヒョンジンです。
前回は、質の高い教育が必要な理由について、述べました。
では、すべての人が質の高い教育を受けられるようにするために、私たちができることとは一体どのようなことなのでしょうか?
今回は、企業での取り組み内容や、私たちができることについて、詳しく見ていきたいと思います。
企業での取り組みとは
企業での取り組みとして有名なのは、JICAが行っている「みんなの学校プロジェクト」ですよね。
しかし、「みんなの学校プロジェクト」以外にも、文部科学省が打ち出した、5年間の教育計画である「GIGAスクール構想」や、STEAM教育実践ツールなど、様々な取り組みが実施されています。
ここですべての取り組みを紹介することはできませんが、子どもの純粋な「やってみたい」という気持ちや、学ぶことの楽しさを実感してもらうためにも、このような取り組みは非常に重要です。
質の高い教育を受けるために私たちができること
また、企業での取り組みだけではなく、個人として、質の高い教育を受けるためにできることはあります。
■学生支援ボランティアに参加する
学生支援ボランティアとは、その名の通り、学習するための場所の提供したり、教える人(指導者)を手配するなど、学びたい人が、平等な修学機会を得るための支援活動を指しています。
より多くの人に学習する機会を保障するためには、私たちが積極的に学びたいという人達のために意識して行動することが大切です。
■教育支援の活動をする団体に募金をする
教育支援団体であるNPOやNGOへの募金・寄附をすることで、貧困など、様々な要因を抱えている人々に、学ぶ機会を得るための資金を提供することができます。
一人でも多くの子どもたちが、学ぶ機会を得て、笑顔で楽しく過ごすことができるように、まずは、目の前にある少額の小銭から、募金・寄附してみましょう。
まずはSDGsについて知る機会を作ろう
ここまで、すべての人が質の高い教育を受けられるようにするために、私たちができることや、企業での取り組みについて見てきました。
しかし、上記の取り組みを実施するよりも重要なのは、SDGsについて知る機会を作ること、現状を正しく把握することです。
今一度、日本の教育問題について、しっかりと知る機会を作ってみませんか?
【SDGs】もう「当たり前」じゃない制服事情
こんにちは、キムヒョンジンです。
今回は、SDGs世界を変えるための17の目標から、「5.ジェンダー平等を実現しよう」から派生したお話をしていきます。
埼玉のとある高校で、制服をジェンダーレス化する活動をしていると記事を目にしました。
中心になって動いているのが、当該高校の生徒会の生徒とのこと。
防犯対策として、鮮やかな色味のスカートが目立つということから始まった取り組みだそうです。
生徒同士で話し合うなかで、そもそも男子がスラックスで、女性がスカートであることに悩む生徒がいるのではないかと考え、アンケートで意見を募り、動き出しているのだそうです。
「当たり前」は本当に「当たり前」なのか
まず感慨深く感じた点は、生徒自身が、そもそもの部分に着眼したところです。
制服には、生物学上の性別によって定められた差異があって、慣習となっているその差異に悩む生徒がいるのではないか、と思い当たっています。
ある人たちにとっては、「当たり前」であると思われる制服のパターンに向き合うその姿勢に、尊敬の念を抱きました。
「常識」に目を向けることで、「考え」「行動に移す」
疑問に対し、アンケートで調査するこちらの学生の方々のご活躍、続報を待ちたいと思います。
異なっていることはいいこと
今回は服飾について言及しました。
ジェンダーレスの認識が広まっているからこそ、10代という若い世代の方々でも、従来あった制服の常識に目を向けたのではないのでしょうか。
私も仕事をしていると、様々な方に出会います。
それこそ、業界や職業が異なる、というのももちろんですが、皆様それぞれバックボーンを持っていて、そこが興味深いところでもあります。
バックボーンを聞いていると、人となりや個性が感じられて、常々「みんな違っていて、みんな違っていていい」と思います。
違いがあるからこそ、人は考え、相乗効果で、新たなアイディアが生まれるものだと思います。
異なっていていい、それは「個性」です。
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注釈
*1 生い立ちのこと、その背景
【SDGs】全ての人に健康と福祉を
こんにちは、キムヒョンジンです。
今回はSDGs世界を変えるための17の目標から、「3.全ての人に健康と福祉を」に
ついてお話していきます。
皆さんは「福祉」と聞いてどんなイメージをお持ちでしょうか?
介護、保育、教育、医療など、浮かび上がってくるものは人それぞれだと思います。
では、その浮かび上がったものは一体どれだけ世界に目を向けて考えられているでしょうか?
ー日本の「福祉」の現状ー
日本は現在、3人に1人が60歳以上という「超高齢社会」に突入しています。
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/tyojyu-shakai/nihon.html
医学の進歩は人類にとって大きな成長の証であり、私たちの健康を守ってくれる重要な役割を担っています。
しかし、その反面ここ数年の急速な高齢化により、社会保障制度では補いきれない人も出てきました。
ーSDGs「3.全ての人に健康と福祉を」ー
人々の健康の確保と福祉の促進が目的とされています。
あらゆる年齢のすべての人が元気に暮らせる世の中を目指し、やむを得ず命を失ってしまう人を限りなく減らすことが理想です。
しかし、現状では誰しもが平等に医療を受けられるわけではありません。
経済的な理由で治療できない人も少なくありません。
そして、日本では当たり前に診察や手術を受けられていますが海外ではお金がなく、医療制度も充実していなくて苦しみ続ける人もいます。
だからこそ、福祉を促進させて1人でも多くの人を救うべく、持続可能な開発目標SDGs目標3が掲げられました。
私たちはこの問題を数年でクリアするのではなく長期的な目で見て、課題を解決していく必要があります。
ぜひみなさんも福祉について今一度考え、どう関わっていいけばよいか一緒に考えていきませんか?
#SDGs #健康 #福祉
【SDGs】エネルギー問題と私たちに出来る事
こんにちは、キムヒョンジンです。
今回は「SDGs7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに」について書いていきます。
私たちの生活は電気やガスといったエネルギーの上に作られています。
私たちが事業を行うことが出来るのも、このエネルギーの恩恵に与っているからです。
これから先の社会が長期的に繁栄を続けていくためにも、今の時代に生きる私たちがエネルギー問題に取り組む必要があります。
SDGs7について
SDGs7はエネルギー問題についてです。
いまだに世界では電気が利用できない方が数多く居られます。
世界中全ての人が電気を未来に渡って使えるように、
SDGs7ではターゲット項目として、下記5項目が挙げられています。
出典:すべての企業が持続的に発展するために - 持続可能な開発目標(S D G s)活用ガイド 資料編(環境省)
この実現のために、私たちがまず出来る事が、使用電力の削減です。
簡単な具体例としては下記が挙げられます。
・職場での昼休みの室内消灯やエアコンの温度設定管理。
・自宅での不要な電気製品のコンセントを抜く。エアコンの温度を下げ過ぎない。
簡単ですよね。
このような小さな事の積み重ねが、私たちの未来に繋がっているのです。
今回はSDGs7の概要と、私たち1人1人が出来る事を簡単に述べさせてもらいました。
今後は、日本の現状と当社の取組み等も触れていきます。
【SDGs】質の高い教育が必要な理由
こんにちは、キムヒョンジンです。
SDGsの17の目標のうち、目標4として掲げられているのが、「質の高い教育をみんなに」です。
しかし、質の高い教育というものは、なぜ必要なのでしょうか?
今回は、SDGsの17の目標の中でも、目標4「質の高い教育をみんなに」に焦点を当てて、詳しく見ていきたいと思います。
質の高い教育のターゲットは?
持続可能な開発目標であるSDGsは、世界共通の大きな目標です。
目標4「質の高い教育をみんなに」では、「すべての人々に、だれもが受けられる公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する」ことをゴールとしています。
また、目標4「質の高い教育をみんなに」では、以下のようにターゲットが定められています。
目標を確実に達成するために、2030年までに達成すべき目標が細かく記載されているわけですね。
上記で共通しているのは、子どもから大人まで、すべての人が平等に質の高い教育を受けられる世界を実現させることを目標に掲げているという点です。
質の高い教育が必要な理由とは?
10のターゲットから見てもわかるように、世界には、初等教育を受けられない子どもたちが世界に約6000万人います。
つまり、6人に1人が教育を受けることなく、大人になるのが現状です。
教育が受けられない原因は、ただ単に貧困だから、武力紛争があるからといったものだけではなく、障がいを持っている、女の子であるといったジェンダーに関するものや、地域の違いなど、さまざまなものがあります。
教育を受けることができないと、文字の読み書きや基本的な計算の能力も身につけることができないため、就ける職業も限られてしまいます。
就ける職業が限られてしまうと、収入にも格差が生じるため、貧困から抜け出せないというサイクルに陥ります。
貧富やジェンダーなどによる格差を解消させて、すべての人が安定した生活を送ることができるようにするためにも、質の高い教育は必要不可欠になります。
すべての人が安定した生活を送れるようにするために
ここまで、目標4「質の高い教育をみんなに」に焦点を当てて、詳しく見てきました。
やはり、すべての人が安定した生活を送れるようにするためには、質の高い教育が必要不可欠ということですね。
そのためにも、日本社会の問題の一つとして考えて、質の高い教育を受けられる社会づくりに貢献します。