【SDGs】もう「当たり前」じゃない制服事情
こんにちは、キムヒョンジンです。
今回は、SDGs世界を変えるための17の目標から、「5.ジェンダー平等を実現しよう」から派生したお話をしていきます。
埼玉のとある高校で、制服をジェンダーレス化する活動をしていると記事を目にしました。
中心になって動いているのが、当該高校の生徒会の生徒とのこと。
防犯対策として、鮮やかな色味のスカートが目立つということから始まった取り組みだそうです。
生徒同士で話し合うなかで、そもそも男子がスラックスで、女性がスカートであることに悩む生徒がいるのではないかと考え、アンケートで意見を募り、動き出しているのだそうです。
「当たり前」は本当に「当たり前」なのか
まず感慨深く感じた点は、生徒自身が、そもそもの部分に着眼したところです。
制服には、生物学上の性別によって定められた差異があって、慣習となっているその差異に悩む生徒がいるのではないか、と思い当たっています。
ある人たちにとっては、「当たり前」であると思われる制服のパターンに向き合うその姿勢に、尊敬の念を抱きました。
「常識」に目を向けることで、「考え」「行動に移す」
疑問に対し、アンケートで調査するこちらの学生の方々のご活躍、続報を待ちたいと思います。
異なっていることはいいこと
今回は服飾について言及しました。
ジェンダーレスの認識が広まっているからこそ、10代という若い世代の方々でも、従来あった制服の常識に目を向けたのではないのでしょうか。
私も仕事をしていると、様々な方に出会います。
それこそ、業界や職業が異なる、というのももちろんですが、皆様それぞれバックボーンを持っていて、そこが興味深いところでもあります。
バックボーンを聞いていると、人となりや個性が感じられて、常々「みんな違っていて、みんな違っていていい」と思います。
違いがあるからこそ、人は考え、相乗効果で、新たなアイディアが生まれるものだと思います。
異なっていていい、それは「個性」です。
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注釈
*1 生い立ちのこと、その背景