株式会社Z-ONEのブログ

「豊かさを分かち合う」ことを目指す代表のブログです

【SDGs】 海を守るのは、未来を守るということ

こんにちは、キムヒョンジンです。

SDGsの17の目標のうち、目標14として掲げられているのが、「海の豊かさを守ろう」です。

この目標14に関連して、以前海洋プラスチックゴミについて言及しました。

今回は、改めて「海の豊かさを守る」を焦点に、お話していきたいと思います。


海の豊かさを守るための課題

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目標14「海の豊かさを守ろう」では、「持続可能な開発のために海洋・海洋資源保全し、持続可能な形で利用する」ことをゴールとしています。

また、目標14「海の豊かさを守ろう」のターゲットには、海の魚や動物が過ごせる生態系の維持と漁業に従事する人々の雇用に関する課題が含まれています。

 

海の魚が消えている!?

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前者の海の生態系に関しては、乱獲が問題視されています。日本も古来より、魚を食す文化がありますが、今や世界中で魚の摂取量が増えています。

乱獲により、海の魚が減少の一途を辿っています。統計では、1970年代に比べると、今の海には当時の49%まで魚が減っているそうです。

 

マイクロプラスチックを誤飲する海洋生物

加えて、生態系に大きな悪影響を与えているとして、現在注目されているのが、「海洋プラスチック」のゴミ問題です。

私たちの生活に溶け込んだ、ペットボトルやビニール袋などのプラスチックゴミは、なんと年間800万トン、海に流れ出ているといわれています。

その中でもマイクロプラスチックと呼ばれる細かい破片は、魚や鳥、クジラなどの海洋生物が意図せず飲み込んでしまっているのです。

以前、海洋環境の整備に尽力されるボランティアのかたから、海洋生物ときれいな海を守るために、ゴミの清掃を昔からされているとお話を聞きました。

海を守ることは、回り回って私たちの生活を守ることに繋がります。

日々目にするプラスチックで、消費を抑えることによって、その行動が未来を守ることに繋がることでしょう。