ジェンダーフリーに向かって
2月初頭に日本オリンピック委員会(JOC)の臨時評議会での「女性蔑視」発言が世界中に波紋を広げています。報道は発言の場面を切り取って報じることもあるので、鵜呑みには出来ませんが、海外メディアもこの発言にはついては物議を醸し出しています。
ー日本の文化と世界の流れー
世界中でジェンダーフリーを目指し動いている中で、「女性だから」という枕詞をつけ、性差に言及し、マイナスとも取れる発言は炎上しますし、報じられるケースをよく目にします。女性だから、「話が長い」「感情的になる」など、女性特有の性質として耳にすることがありますね。
しかし、実際どうでしょうか。
話が長いのは女性だけですか?
感情的になるのは女性だけですか?
以前ブログにも言及したことがありますが、男性だから、女性だからというのは重要ではなく、その人自身の本質と向き合って、接することが重要でしょう。その人の個性として捉えてみてはいかがでしょうか。
科学的に言えば、男性と女性は確かに筋力の差やホルモンバランスの違いなど、様々な相違があります。しかし、それは相手を軽んじる理由にはなりません。その人が持つ素晴らしい個性が遺憾無く発揮され、社会や身の回りの人々にいいものを与えられる、と捉えた方が素敵ではないでしょうか。
ージェンダーフリーへの道のりー
意識改革は長い時間がかかることは想像するに難くないですが、だからと言って歩みを止める理由にはなりません。当社も、一人一人が真摯に目の前の人々と向き合い、個性の良いところに目を向けて、共に社会貢献していきます。