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【SDGs】 「ディーセント・ワーク」という働き方

こんにちは、キムヒョンジンです。

 

SDGsの17の目標のうち、目標8として掲げられているのが、「働きがいも 経済成長も」です。

 

この目標8では「全ての人が幸せに暮らせる雇用を創りながら、経済成長もしていこう」という内容です。

今回は、その中でも「ディーセント・ワーク」に焦点を当てて、お話していきたいと思います。

 

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「ディーセント・ワーク」とは?

目標8「働きがいも 経済成長も」の正式和訳は、「包摂的かつ持続可能な経済成長およびすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する」です。

 

ディーセント・ワークとは「働きがいがある人間らしい仕事」のことです。

 

国によって定義が異なりますが、日本においては厚生労働省によって下記4つに整理されています。

①働く機会があり、持続可能な生計に足る収入が得られること

労働三権などの働く上での権利が確保され、職場で発言が行いやすく、それが認められること

③家庭生活と職業生活が両立でき、安全な職場環境や雇用保険、医療・年金制度などのセーフティネットが確保され、自己の鍛錬もできること

④公正な扱い、男女平等な扱いを受けること

「ディーセント・ワーク」と「働き方改革

「ディーセント・ワーク」実現のために重要になってくるのが「働き方改革」です。

働き方改革には下記の3本柱があります。

長時間労働の是正(時間)

・正規、非正規の格差解消(賃金・待遇)

・多様な働き方の実現(ライフワークバランス)

 

長時間労働」については、過労死ライン(時間外基準)を20年ぶりに見直す動きが出てきています。

「正規、非正規の格差解消」も「同一労働同一賃金」など、解消にむけて動き出しています。

「多様な働き方」は「在宅勤務制度」の拡大により、かなり推進されてきています。

 

働き方改革の3本柱が達成されると、先に挙げたディーセント・ワークの目標も殆ど達成できると言えるでしょう。

「働きがい」向上のために重要な「目的」

働きやすくなった反面、「働きがい」が減少している人もいるそうです。

働きがいの向上のために重要になってくるのが「目的」です。

・自分が何のために働いているのか

・「会社の目的」と「自分の目的」が繋がっているか

これは仕事で高パフォーマンスを発揮するためにも重要な要素です。

目的が明確であればあるほど「働きがい」も感じるようになります。

「目的」と「働きがい」の関係は別記事で述べますが、仕事のパフォーマンスを向上させるために一度意識してみてはいかがでしょうか。